2020年2月10日月曜日

含み損、含み益を無視して配当だけを頂く_これが配当生活になる

配当収入で生活をしようとすれば、保有株式の時価評価額は原則、意味をなさない。

増配さえしてくれれば、配当収入が増える。
保有株式の時価総額が上昇し含み益が膨れ上がっても、利確しなければ、ただの数字。
利確すれば、収入は一時的に増える可能性は高いが、将来の配当見通しは変更を余儀なくされる。

配当生活の目的は安定した収入であって、収入の大きな変動は求めない。
ある年は年間500万円で、ある年は800万円だとしたら、
配当生活というよりは投資生活と言ったほうがいいくらい。

経験上、増配銘柄を保有していれば株価上昇も期待できる確率は高い。
株価上昇と言っても、上昇基調はスローだけどね。

初期投資数百万円からで、最初から配当生活を試みるのは無謀。
配当を生みだす資金が絶対的に小さすぎるから。

かといって、配当生活できるほどの億り人クラスになると、
含み損、含み益の誘惑に苛まれることになる。

配当をとるか、含み益をとるか(または、含み損の解消をするか)の選択を迫られる日々を過ごす。

例えば、10年前にビザ株を持っていれば、含み益は10倍、投資ベースの配当利回りは5%越え程度にはなっている。
株価10倍の含み益をとるか、配当利回り5%を継続するか、となる。

憧れの配当生活も、実はキャピタルゲインの誘惑がつきまとう。
贅沢な悩みと言えば、贅沢ではある。

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2 件のコメント:

  1. 考えているのですが配当再投資で投資額を増やして行き、
    いずれは利益確定の売却で口座から引き出して使って減っていく。
    それでゼロに成った時に死ねば最高ですが
    残った金は国庫へGOだと一体、何の為に苦労して利益を先送りしたんだ???となる。
    子供に大金を残したら変な人生に成りそう。

    ソレより何より明日、交通事故で死ぬかもしれない。コレは解らないですよね?
    じゃあ、貰った金は片っ端から使えば良いんですよ。と言っても
    ハッキリ言って配当なんて、そんなに貰えない。せいぜい一人で食うのが限界でしょう。
    配当だけで左団扇。人生チョロいっすね。
    と言う位に貰えるなら多分死んだ後も金が残るくらい有る筈。
    働きながら配当は臨時ボーナスです。とか言ってると結局仕事を辞められない。w
    そして先日書いたようにリタイアして平日の昼間からフラフラしてたらマイナス評価だし
    俺は働かなくても金有るんですよ。とか言ったらセキュリティに気を遣う羽目になる。w

    誠に悩ましい無間地獄w。

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  2. 余命がある程度分かるような病気なら、
    自分で財産処分できますけど。
    こればかりは仕方がない。

    サラリーマンと退職後では、
    社会保険周りががらりと変わるから、
    本当にいくら必要なんだという不安もある。

    個人的には、子供に現金の遺産は不必要だと思う。
    それならどこかに寄付出来たらと思うが、
    税免除されないから面倒。

    確かに無間地獄だわ。ww

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