どんなに格付けが高くて、金利が良くても、
年2回の利払いの「単利」だと魅力を感じない。
俺は長期投資をしてきたので、
複利のような資産の増え方にすごく魅力を感じる。
だから、社債よりも、
MMFのような複利効果を持つ商品になびく。
例え、変動金利で金利が劣っていても。
単利よりも複利。
配当よりも含み益。
投資で迷いが生じたときは、
上記の2点で再考するようにしている。
ただ、複利の難点は期間を多く要するということ。
10年そこらでは十分とは言えない。
そして、複利は継続しないといけない。
途中で辞めると、すぐに複利効果は消滅する。
単利はその点、柔軟性がある。
住宅ローンでは35年の物差しで考えるのに、
株式投資になると、そうはならない。
人生の半分程度の期間を株式投資に預けるだけで、
資産が増える可能性は見過ごされる。
金持ちになるのに人生の半分を費やすのは効率が悪い、
と映るのかもしれないが、ガチホするだけで、
特段、努力とか一生懸命何かをする必要はない。
浪費数回分を投資に回して、ガチホしておけば、
良いことがあるかもしれないんだし。
人生100年としても、健康寿命を考えると、
長期間を要する複利効果を楽しめるのは一度きり。
見過ごすには惜しい、とは思う。
住宅ローンは複利かと思ったら、残債方式で正確には違うらしい。しかし、単利でもないのは確か。