株主優待制度は日本特有のガラパゴス制度。不公平感ありあり、だと思うけどな。

全体の資産規模から見れば少しではあるが、
日本株も保有している。
そして、株主優待制度を導入している銘柄もある。

嬉しいかと聞かれれば、あんまり嬉しくない。
まず、条件が気に食わない。
○○株以上とか保有期間○○年とか。
これで、優待金額に差が出るのって何？

株主への配当金は保有株式数によって、

配当合計金額が決まるもの。

1株10円なら
500株で5,000円、5,000株で50,000円と
保有株式数に比例するんで公平なんだよ。
保有年数は問われない。

それがだよ。優待制度になると、

○○株以上で保有年数○○年は
○○円のギフトとか、○○円のQUOカードとか。

○○株未満の人は切り捨てられるし、
反対に大株主はどんなに多くの株式を保有していても、
○○株保有基準の優待しか受けられない。
この優待制度では、
コスパの良い株式数保有者が
一番優遇されているから、公平感に欠ける。

そんでさらに面倒なのは、
たいした欲しくもないギフトを選ぶ作業があったり。
自社製品、サービスはこの優待制度で提供されなくても、
配当金で買うから気使うな、と。

優待制度にコスト掛けるぐらいなら、
その分を配当金に回してほしい。

長期保有株主への優待は
日本政府が税制面（減税）で改善してくれれば良くて、
企業が考えることでは無い（統一取れないし）と思っている。

唯一許せるのは、
株主希望者抽選招待で工場見学とかなら、
まぁ、それは良いかな、と。

「特定」株主優待制度なんだよね、これ。