2019年11月12日火曜日

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「かつて元本割れしたことのない」の殺し文句に気を付けよう

不動産のクラウド・ファンディングが活況そうに見えるけど、ただのアフェリエイト狙いなのかねぇ。

どれも、「過去元本割れ無し」が殺し文句になっているけどね。

当然だけど。
『元本割れしない』
とは一言も言っていないから。

それに、瞬殺で募集完了って煽るでしょう。
TV通販の真似事になっている。

株式投資の世界も、同様。

配当貴族も過去の実績であって、将来は何も約束していない。
配当貴族だろうが、この先、増配を継続すると宣言する企業は見たことがない。
あくまで、努力すると。
アップルもかつては有配当から無配当に転落していたからね。
「増配が途切れたことがない」と言ってもきちんと調べないと。

それに加えて増配ペースも。
マイクロソフトの'04年~08年間は、年間ペースで四半期配当1セント増。
今の、AT&Tなみの超スローな増配ペースだった時期もある。
増配率が良くなったのはつい最近の話。

「かつて~したことがない」は、疑ったほうがいいセールスの文句。

仮に、元本割れしそうになったら、元本割れする前に早期償還するか、
一旦、会社を畳んで、会社名を変更して、再度出発すれば、また使えるでしょう。

「過去元本割れ無し」のフレーズを。

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